伝説のパチスロ名機 ナイルパニックを知っているか

みなさんはナイルパニックという機種をご存知でしょうか。

2001年に高砂電器産業から発売された、とてもマイナーな集中機です。

大花火や獣王など人気機種がたくさんあったパチスロ全盛期の時代の話ですので、4号機世代であったとしても、ナイルパニックの存在すら知らない人も多いかもしれません。

4号機なので、ホールには当然設置されていませんし、マイナー機種ですのでゲームセンターにも設置されておりません。したがって、実機を打つことはもう不可能です※。

※プレステのソフトを隠し持っていますので、実はいまでもこっそり打っています。2017年現在、ナイルパニックをプレステで楽しんでいるのは、日本中探しても多分私以外にいないと思います。

ナイルパニックの基本的な仕様

基本的な仕様は次の通りです。

  • 全設定共通1/2621のBIG(Bタイプ)
  • 1/204~1/275のREG
  • 1/697~1/2260のパニックタイム

ナイルパニックの最大の特徴は、なんといってもパニックタイムです。

パニックタイムに突入すると、約1/160のパンク抽選を引くか、1/2621のBIGに当選しない限り、シングルボーナスが揃いまくり、純増7枚のスピードでコインは増え続けます。「いつ終わるのか」と怯えながらも、「いつまで続くのだろう」と楽しむのです。1Gで終わってしまうこともあれば、1000G以上続くこともあります。

ちなみに、約1/160という確率は、マイジャグラー3でいえば設定3の合算確率であり、バジリスク絆でいえば強チェリーの確率です。パニックタイムの平均獲得枚数は、概ね1000枚くらいといわれていました。

ナイルパニックの思い出

パチスロにハマるきっかけとなった台でもあり、来る日も来る日も打ち込んでいました。マイナー機種にここまで没頭したのは、ナイルパニックが最初で最後かもしれません。

ということで、通算で50回以上のパニックタイムを経験していますが、印象に残っている出来事を紹介します。

①初打ちで1000円投資で60000円勝ち

日吉のビジュというホールでナイルパニックを初打ちしました。訳も分からぬまま、1000円でパニックタイムに突入し、3000枚以上のコインを獲得したのです。設定オール1のような状況でしたので、1/2260を1000円で引き当てたことになります。

このとき、大勝ちしていなければ、私のこの後の人生は大きく変わっていたかもしれません。

②まさかの1ゲームでパンク

大井町のパーラーJで打ったときの話です。結果としておそらく設定6のナイルパニックを夕方から打ち始め、7回ほどパニックタイムに突入しました。そのうちの1回が、ナイルパニックの突入が確定した次のゲームで終了してしまったのです。その日引いたパニックタイムはいずれも500枚以下で終了してしまうという散々な目にあっていたのですが、1ゲームパンクは後にも先にもこの1回だけです。

③一撃6000枚

渋谷ガイアで打ったときの話です。初めて5000枚オーバーした瞬間でした。パニックタイムが全く終わる気配がないので、このときばかりは、「壊れてしまったのでは?」とか「万枚いってしまうのでは?」という思いに駆られながら、あんまり余裕なく打っていました。

大学生のころの12万円は、死ぬほどうれしかったことを覚えています。

ナイルパニック 至福の瞬間ベスト3

ナイルパニックを打っているときに訪れる至福の瞬間を共有したいと思います。

③位:パンクと思ったらレギュラーボーナスだった

パニックタイム中に音楽が消えたときは、パニックタイムが終了したときです。ただひとつだけ例外があって、レギュラーボーナスを引いたときは、いったん終わったように見せかけて、レギュラーボーナス後に再開するのです。諦めた落とし物が手元に返ってきた、そんな喜びを味わうことができます。

②位:ナイルパニックのロング継続

ナイルパニックに突入してからコインを1000枚くらい獲得するまでは、本当にびくびくものですが、「とりあえず平均くらいは取れたかな」という段階を乗り越えた後は、ただただ楽しい限りです。増加スピードは今では考えられないほど早かったですし、この至福のときをもう2度と味わうことができないのが残念でなりません。

①位:シングルボーナスのJACゲームでリールが真っ赤に染まる瞬間

シングルボーナスのJACゲームでリールが真っ赤に染まる瞬間、それ即ち、パニックタイムが確定する瞬間です。1リールずつゆっくり止めて、全リールが真っ赤に染まったときの嬉しさは言葉では言い表すことができません。

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