趣味がパチスロであることを、勤務先の会社で公言すべきか

社会生活を送っている中で、趣味を聞かれる場面は少なくないと思います。

「読書」や「音楽鑑賞」などの無難な回答をすることで切り抜けることで全く問題ありませんが、平凡過ぎてツマらない、と思うこともあります。

就職や転職の面接において、ギャンブル関係の趣味を敢えてアピールする必要はないし、ほとんどマイナスの効果しかないと思いますが、勤務先ではどうでしょうか。

「趣味はパチスロです」と公言することは非常識なことでしょうか。

迷うくらいなら公言しないほうが無難

ご承知の通り、世の中には色々の人がいます。色々な人がいることを頭では分かっていながらも、多様な価値観を自然に受け入れることができる人は少数派だと思います。

ギャンブルが嫌いな人は、ギャンブルが嫌いなだけではなく、ギャンブルが好きな人を嫌っている傾向があるように感じます。特に、パチンコ・パチスロは、競馬や麻雀と比較して、嫌われ度合いが圧倒的に高いです。

このような人種が一定程度存在している以上、勤務先でパチスロが趣味であることを公言することは控えたほうが無難であると思います。長い付き合いになるであろう会社の人間関係は、良好に保っているに越したことではありません。敵は少なくあるべきです。

なので、「迷うくらいだったら秘密にしておこう」これが私の考えでした。

秘密派の私が勤務先で公言した理由

上述の通り、私は完全に秘密派だったのですが、あることをきっかけに、公言する運びとなりました。

そのきっかけとは、「上司がパチスロ好きだったから」という単純なことです。

上司がパチスロ好きであり、かつ、その上司は管理職になるずっと前から公言派であったことが判明しましたので、評価に直接的に悪影響を与えることはおそらくなく、また、上司との会話のきっかけにもなると思い、「実は…」という形で切り出しました。

このようにして、私は社内でも有名なスロッターになってしまいましたが、時々後悔することはあります。表面的には理解を示しているように見える人の中にもきっと、「ギャンブルが大嫌い」という人は必ずいて、白い目で見られていることも少なからずあるためです。

今後の人生、家族よりも長い時間を過ごすであろう同志との関係性にもかかわる話ですので、自己責任で慎重に判断することが大切です。

オープンにしてしまった私が言うのもなんですが、「迷うくらいだったら秘密にしておこう」これが今でも変わらぬ私の考えです。

なぜ、競馬や麻雀より嫌われるのか

最後に、パチンコ・パチスロが競馬や麻雀よりも嫌われるのか、その理由を検証します。おそらくこんなところです。

  • 麻雀は人付き合いの要素があるが、パチンコ・パチスロには一人プレー
  • 麻雀は頭を使うけど、パチンコ・パチスロはただの運
  • 競馬は土日だけだけど、パチンコ・パチスロは毎日打てちゃう
  • 競馬は公営ギャンブルだけど、パチンコ・パチスロはグレー
  • 競馬は世界的に成立しているギャンブルだけど、パチンコ・パチスロは日本くらい

こんなところでしょうか。

人によって、あてはまる項目とあてはまらない項目があると思いますが、どれをとっても決してい説得力がある理由ではなく、「嫌い」という感情が先行していて、理由は後付けに過ぎないように思います。

ただ、この類の人々に対して、説明をして誤解を解くことは不毛であり、時間の無駄であることは、経験上明らかです。

やっぱり、パチンコ・パチスロは、誰にも言わずにこっそりと楽しんだほうがいいのかもしれません。

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